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ブルースとブルースメロディー

■通常のメジャースケル音階 

C(ド)  D(レ)  E(ミ)  F(ファ)  G(ソ)  A(ラ)  B(シ)  C(ド)

民族的な慣習により 

C(ド)  D(レ)  E♭(♭ミ)  F(ファ)  ♭G(♭ソ)  A(ラ)  ♭B(♭シ) 

ミシが実際には4/1(クオーター)下がって♭ソが加えられて歌われたことにより憂鬱(BLUE)なフィーリングとされた。 これらの下がった音のことを【ブルーノート】といいます。

■ブルースコードプログレッションで用いられるコードについても

通常のコード C   Dm   Em   F   G7   Am   Bm7♭5
         ↑             ↑   ↑
        トニック      サブドミナント ドミナント

C(ド ミ ソ)+B♭(♭シ)  (135♭7) C7

F(ファラド)+E♭(♭ミ)  (135♭7)   F7

G7(ソシレ)                 G7

トラディショナルブルース(コード進行)
Ⅰ7Ⅰ7(Ⅳ7)Ⅰ7Ⅰ7
Ⅳ7Ⅳ7Ⅰ7Ⅰ7
Ⅴ7Ⅳ7Ⅰ7Ⅴ7

keyがAの場合(コード進行)
A7A7(D7)A7A7
D7D7A7A7
E7D7A7E7
■一般的なアドリヴの仕方 

Ⅰ.Aマイナーペンタトニックをそのまま弾く +♭5(♭ミ)も入れる(ブルースペンタトニックとなる)


Ⅱ.Aメジャーのペンタトニックスケールのフレーズを弾く(明るい感じになる)


Ⅲ.AマイナーペンタトニックのフレーズにAメジャーペンタトニックの音を混ぜて(♭3、♭7をクオーターチョキングした音も入れて)フレージングする

のが一般的でしょう

下の例は前回CメジャーAマイターペンタトニックをそのまま
Aのブルースコード進行でAブルースペンタトニックスケールとして弾いた例です。
(ドロドロしたブルジーな感じになる)


 

同じフレーズをAのメジャーペンタトニックとして使用した例です。
(明るい感じになる)



次にⅢ.のAマイナーペンタトニックのフレーズにAメジャーペンタトニックの音を混ぜて(♭3、♭7をクオーターチョキングした音も入れて)フレージングする場合を考える。+♭5も使用する。


まづはAのマイナーペンタと同じ位置からAのメジャーペンタのポディションを指板にあらわしてみると



フレーズ作成例
EX1


EX2


EX3


EX4








EX5